文学・評論 著者別:日本11(ぶんがく・ひょうろんちょしゃべつ:にほん11) の検索結果を紹介


文学・評論 著者別:日本11
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文学・評論 著者別:日本11
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綿いっぱいの愛を!


大槻ケンヂ
¥ 1,365 通常24時間以内に発送
★★★★★

綿いっぱいの愛を!
一応、エッセイ系ではこれが最新になるのかな? (他に新作でてたらすみません) 久しぶりに再読してみて、やっぱり面白かったので レビュー書いてみました(笑) 相変わらず安定した面白さで、オーケンエッセイが 好きな方ならまず間違いはないかと。 マンネリなようで、実はどんどん読みすくなっ ているのもミソですね。 早く新作が読みたい! 怪獣ブースカのぬいぐるみに語りかけながら眠る40歳、大槻ケンヂの新作エッセイ。 ここまで多作だとそろそろ質が落ちてきてもおかしくないのに、まだまだクオリティを保っててさすがだなあと思う。 特に良かったのは、おバカ映画評論家の彼にあの問題作「デビルマン」の出演依頼あった話と、全国に衝撃を与えた殺人犯に「彼もロックをやればよかった」と真剣に語る話。 この人の「もてない男はだまされたと思ってロックをやってみろ」という主張は、10年以上も前に書いた小説「グミ・チョコレート・パイン」で訴えてたことと全く同じなのに驚く。 あれからずいぶん経ったけど、まだ、さえない、もてない青年たちに救いの手をさしのべ続けているのか。本当に優しいんだから。ちょっと感動してしまったじ...

ロコ! 思うままに


大槻ケンヂ
¥ 1,600 通常24時間以内に発送
★★★★★

ロコ! 思うままに
昔、ぼくは大槻氏のファンだったのだが、あまりにも彼の作品に触れすぎたためか、いつしか食傷気味となって、彼から離れていった。 彼の作品に魅力を感じなくなってきたのは(お互いの)年齢のせいだろう、と思っていた。 彼はもう40、ぼくだって三十路を越えてしまった。 感受性も麻痺してしまったんだ・・・。 ふと立ち寄った本屋で本書を見つけた。 少し迷って結局購入した。 家に帰って読み終わり、いや、読みながらぼくは彼のエキセントリックな世界観、表現方法がちっとも昔と変わらないことに気づき、とてもうれしく思った。 懐かしい、と思った。 文才も衰えているどころか、ますます筆が冴え渡っている。うまい。 「天国のロックバス」には「中島らも」が登場します(?) 星ひとつ引いたのは、ぼくがエログロな表現があまり好きではないという個人的な評価にすぎません。 最後にもしこれを読んでいるあなたが10代ならば、「絶対読んだ方がいいよ」とだけ言っておきます。オーケンの小説は、いつだって「まとも」で「優しい」。 悲しくて不条理で、生きるという事に頭抱えて悩んでいる 世間から言えば「馬鹿者」(又は弱者)を、掬い上げてくれる...

リンウッド・テラスの心霊フィルム―大槻ケンヂ詩集


大槻ケンヂ
¥ 1,529 通常3〜5週間以内に発送

リンウッド・テラスの心霊フ...
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ボクはこんなことを考えている


大槻ケンヂ
¥ 1,223¥ 1¥ 200
★★★★★

ボクはこんなことを考えている
この本を読んで一回たりとも声を出さずに笑わなかったら。。。そんなことは絶対ありえない!そうか!そうだったのか!と思わずにはいられない、相変わらず斬新な大槻ケンヂ氏のモノの見方に感服。

僕にはこう聴こえる (ロック・オリジナル訳詞集)


大槻ケンヂ 町田町蔵
¥ 1,529 通常24時間以内に発送

僕にはこう聴こえる (ロッ...
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バンドマンの恋人になる方法


大槻ケンヂ
¥ 1,313 通常24時間以内に発送
★★★★

バンドマンの恋人になる方法
あまたの女子が食らいつきそうなこのタイトル。売り出し方巧し、オーケン(その手にまんまとひっかかってる私って…)。 しかしだ。すがはバンドブームのさなかに一世を風靡したバンドマンだけのことはあって、自身がバンド在籍時にに体験して得た、女子に関するあらゆるデータを事細かに説明している(どんな話し方が好感度が高いか、タブーなファンレターの内容、メール必勝法etc.)。 女性の私の意見としては、どうも男性の書く恋愛系エッセイって説教臭いというか、「はァ!?」とすくい上げで睨みをきかせたくなってしまう内容のものが多く感じられるのだが、このエッセイはオーケン特有のギャグもふんだんに混じえたものとなっており、笑い飛ばしながら読めた。それにオーケン、なんといっても腰が低いのだ(それで許せてしまうところもあると思う。人徳ってヤツか?)。 また本書では、恋愛のみならず、「人生指南編」と題して“生き方”のアドバイスをしている箇所もあり、それらもまた良い。特に「好きな仕事だけして生きていくには何が必要か?」という項目では、「そんなこと無理だって」と思いつつも読んでみると、「あー、それも一理あるわ」と納得させ...

直撃!強くなりたい道!!―こんな経験、ボク初めてなんです



¥ 1,529 通常24時間以内に発送
★★★★★

直撃!強くなりたい道!!―...
これから空手を習おうと思っている40才目前の男性です。 いい本でした。 今田柔全氏の「強くなるためには今できることをまずやること」 柳川昌弘氏の「強くなるためには前に出ること」 という言葉が胸に染み、両氏の人柄に感銘を受けました。 村上竜司氏の部分では大爆笑の連続。(特に最後の「半ズボン姿」の所!!) 恐い顔だけどきっといい人なんでしょう。 格闘技オタクでなくても、楽しめる本だと思います。 「空手バカ一代」を全巻読破して、なんだかムヤミに力んでしまったが、プアな己の肉体をかえりみてショボンとしちゃった人。 K-1をテレビ観戦したのち熱く燃え上がり、ワザの攻防を再現するも足上がらず、己が身体にガックリきちゃった人。…そんな、格闘技を語らせれば誰にも負けないが、実戦ではちびっこ相撲の小学生にだってかなわないかもしれない、文系格闘技マニアの方が強くなるための本です。しかし、出てくる格闘技家の皆様のキャラの立ちっぷりがハンパじゃなく凄い。やっぱりこのくらい自己というものを強く持たないと、格闘技は出来ないもんかもなあ…と、つい弱気になりますが、大丈夫。心身ともに自信が無くとも、自...

知的D級生活のすすめ


石丸元章 唐沢俊一 根本敬 見沢知廉 大槻ケンヂ 下関マグロ 松尾 スズキ
¥ 1,470¥ 772

知的D級生活のすすめ
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変な映画を観た!! (ちくま文庫)


大槻ケンヂ
¥ 714 通常24時間以内に発送
★★★★

変な映画を観た!! (ちく...
オーケンらしいバカバカしい文章つい吹き出してしまうので交通機関の中では読みにくいのが難点です。 特に映画好きでなくても十分楽しめます。万人向けなのかどうかは何とも言えませんが、オーケンの文章が好きな人であれば、いつもと変わらず楽しめると思います。

縫製人間ヌイグルマー (ダ・ヴィンチ ブックス)


大槻ケンヂ
¥ 1,470 通常24時間以内に発送
★★★★★

縫製人間ヌイグルマー (ダ...
涙が落ちるのを抑えるのがやっとだった。 「縫製人間ヌイグルマー」第一七回 反撃高円寺作戦。 電動車椅子の少年テツとガマ安連のゾンビとの戦い。 これはすべてのマイノリティーへの賛歌である。 先天的障害がある者、過去の悲劇や社会に順応できなくなった者、他者とのコミュケートがうまく取れない者、社会的敗北者に対する応援歌である、と僕は思う。 僕は、大槻ケンヂは天才だと思っている。 コミカルな表現、ときにSF的、アクション映画的な非現実的表現と、彼が紡ぐ言葉、台詞の切なさ、いやというほど救いのない現実。真逆のものを絶妙のセンスで混ぜ合わせる。 可笑しく、残酷で、哀しい。 オーケン印100パーセント! 僕的にいままで読んだオーケンの著作で一番面白かった。 読んで損はない、と思う。ヒーロー物なのにカッコ良くない。むしろなんか気持ち悪い。敵キャラも全員なんか気持ち悪いんです。 感情移入が頂点に達しようとすると、妙な言い回しや、間抜けな名称が現れ華麗に足払いをする、のに最終的になぜかカッコいいと思ってしまう巧妙な文章。 話そのもののおもしろさだけでなく、アニメや特撮物のエッセンスのオマージュと...

花火 (ダ・ヴィンチ・ブックス)


大槻ケンヂ
¥ 2,500 通常24時間以内に発送
★★★★★

花火 (ダ・ヴィンチ・ブッ...
もともと詩が大好きなので文句無しに星5つを付けたいのだが、 いかんせん装丁・構成が見づらい。 写真を背景に小さな字で、しかもごたごたした段の組み方で非常に読みづらい。 凝っているから素敵だと評価する人もいるかもしれないが、 ただただ詩を読みたいと思う身からすれば余計な装飾だとしか思えない。 まっさらな背景に読みやすい字で並べて欲しかった。 詩は新作から旧作への順で並んでいるのだが、 セルフカバーされた旧作は新作側に並んでおり、 先に述べた装飾による読みづらさとあいまって更に本をごちゃごちゃさせている。 これならば旧作から新作の順に並べた方が綺麗にまとまったのではないだろうか。 巻末の詩一つ一つへのコメントは興味深かったし、 繰り返すが詩は大好きなので、ただただこの本の作りを残念に思う。 これでは中途半端なタレント本のようである。 改版か文庫化での改善を祈る。暇な時なぞ、パラパラとめくってみて下さい。オーケンの書く詩はまさに人を呑み込む力を持っています。私は筋肉少女帯リアルタイム世代ではないのですが、馬鹿馬鹿しいまでに狂おしい迫力に完全にハマってしまいました。今のありきたりなJP...

ロッキン・ホース・バレリーナ (ダ・ヴィンチブックス)


大槻ケンヂ
¥ 1,365 通常24時間以内に発送
★★★★★

ロッキン・ホース・バレリー...
大槻さんの作品はこのロッキン・ホース・バレリーナが初てでした。 こんなにバカな十八歳を過ごしていたなら、十代も悪くなかったかもしれない。 "野原"のメンバーに拾われた"七曲町子"のことを最初は 意味不明の軽い追っかけ女という位にしか思っていなかった。 しかし"町子"の過去が分かってくると、次第に愛しく思うようになる。 傷だらけの少女だったのだ。 モラトリアム世代が、自分を見つめる為に読むも良し。 遠い昔に卒業した大人が、十八歳を思い出して読むのも良し。 但し、この作品を読む時には「十八歳の自分」でなくてはならない。 そうでなければ、野原や町子にはきっと出会えない。最初っから最後までが青春の産物の様な一冊。頁をめくるにつれ、膨らみ続ける期待と妄想。モラトリアムならではの喜びと苦悩が混然一体となって脳髄を引っ掻き回す。言葉に出来ない思いや、訳もわからぬ懐かしさ。迷う前に読んで、考える前に感動出来る形のある感動を堪能して見よう。オーケンのちゃんとした小説を読むのは、新興宗教オモイデ教以来となるが、それと比べると まず、本作の文章表現力と構成力の格段の向上に驚かされた。 以前から涙腺にふ...

リンダリンダラバーソール―いかす!バンドブーム天国 (ダ・ヴィンチ・ブックス)


大槻ケンヂ
¥ 1,260 通常24時間以内に発送
★★★★★

リンダリンダラバーソール―...
80年代バンドブームという名の近代音楽史。 ブームによって成功したり解散や消えていったバンドマンの裏側まで語られています。 バンドブーム世代でなくても読み応えのある一冊。 あの頃(きっと今も)特定のバンドの特定のひとを愛してしまったことがあれば泣けてしまうラスト。 わたしはオーケンの本の中では一番これがすきです。80〜90年代初めのバンドブームを振り返った自伝的小説…のような感じで始まり、だんだんエッセイみたいになったかと思えば、いつのまにか芸能界の裏側暴露本みたいになり、最終的には悩みを抱える若者たちへのエールみたいになる不思議な一冊。 中途半端な印象もあるんだけど、次から次へと実在のユニークな人物が出てくるので一気に読んでしまう。 X−JAPANやバクチクがダイエーで買ってきたヘアスプレーで髪を立たせているかと思えば、 「立たせた髪はママレモンで元に戻す」ということをルナシーに教えてもらう。 銀座のバーで暴れだした野坂昭如をタモリとデーモン小暮が止めて、それを井上陽水と奥田民生が見ている。 これだけ無駄にビッグネームが揃った場面がかつてあっただろうか? 「この先...

ステーシー


大槻ケンヂ
¥ 1,260¥ 1
★★★★

ステーシー
序盤、中盤のインパクトが凄くて、オチを期待してしまったんですが、後半になってくると展開が取って付けた感じで期待はずれでした・・・。なんだか良く分からなくなって終わる・・・っていう感じ?相手は全ての15,6才の少女、殺さなければ、細切れにしなければ、ステ―シーと呼ばれる「ゾンビ」と化してしまう。もし、それが自分の家族だったら、恋人だったら…いまさっきまで息していたその体を切り刻まなければならないというセンチメンタル、ステ―シーと化する運命の中の少女達、ステ―シー化した「少女達」を殺す為に組織された再殺部隊、その全ての痛みが、胸にひしと来ました。そしてその末にあるものを、きちんと見て欲しい作品。いつも大槻氏の小説を読むと、もうその世界に入り込んでしまう私ですが、この作品はあまりにビジョンがリアルで、本の世界に入っても透明な壁を隔てて情景を見ている私がいた。そして、今世間で詠われている「愛」の形を見直すこととなった。大槻ケンヂさんの小説を長田ノオトさんが漫画化した!! 独特の世界観が、これまた独特のイラストで表現されていて、小説を読んだ人でもまた楽しめるようになっている。少し遊んでいるよう...

ステーシー (BUNKA COMICS)


大槻ケンヂ 長田ノオト
¥ 900¥ 236

ステーシー (BUNKA ...
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女王様ナナカ (リュウコミックス) (リュウコミックス)


西炯子 大槻ケンヂ
¥ 900 通常24時間以内に発送
★★★★

女王様ナナカ (リュウコミ...
個人的に好きだった時代の画風なので、それだけでもOK…というわけではないのですが、自費出版されていたものに加え、続きが描かれていて楽しめました。でも、原作がオーケンなので少し雰囲気は違いますね。西 炯子さんがやることをやりつくして新機軸で始めたのかと思ったら、かなり前の作品を収録したものらしくて驚き。 最近の雑誌に掲載されたとか書き下ろしたとか言っても通じるような気がします。 内容については触れないので気になった方は手に入れて読んでみてください。

リンダリンダラバーソール (新潮文庫)


大槻ケンヂ
¥ 540 通常24時間以内に発送
★★★★★

リンダリンダラバーソール ...
ラバーソールをパタパタさせる恋人マコとの恋物語をベースにバンドブーム全盛期のエピソードが沢山載った楽しいエッセイ(?)です。BUCK-TICKの櫻井さんとの微笑ましいエピソードやデビュー仕立てのXのエピソードなどが載っていて面白いです。バンドブームが去った頃の苦い話も掲載されていて、バンドブームの儚さがよくわかります。一部、暴露話もありますが不快に感じるレベルではないので安心して楽しめます。オススメです。 私の、青春時代は、まさにこの小説のリアルタイムにありました!出てくるバンド名を見るたびに、ひゃひゃひゃ、うぴぴ、とあの時に戻ったような高揚感!もっと、ライブハウスに足を運んでたらよかったな。 主人公とコマコのやりとりも、甘酸っぱくてよかったです。正直言ってバンドブームの世代に生きた人間じゃないので、当時の事を知らなかった。しかし、オーケンを中心としたバンドブームの状況が、この本にはリアルに書かれている。X JAPAN、ブルーハーツ、JUN SKY WALKER(S)…。そしてバンドブームによって生まれた多くのバンド達。そんな中を生きていた者達の高揚感や不安が入り交じる感情を強く感...

新興宗教オモイデ教


大槻ケンヂ
¥ 1,325¥ 1¥ 1,111
★★★★★

新興宗教オモイデ教
1992年に出た単行本の文庫化。 著者の初めての長編小説。いい具合に壊れている。 無計画に書いたらしく、当初予定していたストーリー展開とも異なってしまったというが、それなりにまとまったお話となっている。アイデアも突飛だし、ラストのやるせなさもなかなか。 ただ、読んで共感できるのは中高生くらいまでだろう。それ以上になると、素直には読めなくなってくる。 小説に限らず、この人の書くものは、最初はオッと思わされるのだが、急速に飽きが来る。底の浅さのようなものを感じさせられる書き手だ。ミュージシャンがエッセイ書くって結構あるから小説書いてよ という事で出来上がった小説らしいです。 それで書いちゃうってだけで凄いのにここまで面白いのがまた凄い。 ラストシーンの虚無感が凄く切ないです 人間ってのは狂う寸前が一番面白いのかもしれない。まず。 私は、この作品が元になっていると言われている某パソコンゲームを先にプレイしていて、 そちらが非常に好きである。 しかし、この作品も非常に楽しめた。 単純に読みやすく面白いし、勢いがあり、やるせなく、切ない。 傑作だと思う。 読んだことのない人には、...

超常事件簿―オカルトファイル (少年サンデーグラフィック)


大槻義彦 大槻ケンヂ
¥ 1,020¥ 256
★★★★

超常事件簿―オカルトファイ...
すべてをプラズマで解決する大槻先生です。 基本的にギャグ本です。 ですがリアルに信じて実践する人間は統治するようになると隣国の数十年前の悲劇や北の国と同じになります^^; やはり信仰の否定、絶対的な弾圧、管理こそが民主主義社会への道なのだろう。江原や細木の本がベストセラーを記録したりTVでは高視聴率を得ているのと逆に、本書が絶版になり古書であっても初版本が手に入ることの意外性は異常としかえ思えない。 絶版ならと市立図書館で蔵書の検索をしてもらったが、どこの図書館にも蔵書はないとのこと。冒頭の理由から悲劇としかいいようがない。わずかな期待をこめて本書が売れない理由は、こんなことは当たり前の事だと思われていると、そう思いたい。 オカルトはカルトを生み、絶対的な支配・非支配の関係を生む。異常な宗教団体などを見ればそれはわかる。 科学実験をするのも楽ではない。貧乏実験室の苦労が赤裸々に語られる「大槻ケンヂ大槻実験室を訪問する」場面の対談など、何か大学の研究の真実を見た思いがした。笑うところをわざわざ太字にするなど、ちょっと狙いすぎだが、まあ良いでしょう。対談形式の本で読みやすく、大槻...

ゴスロリ幻想劇場―大槻ケンヂ短篇集


大槻ケンヂ
¥ 1,365 通常24時間以内に発送
★★★★★

ゴスロリ幻想劇場―大槻ケン...
待ちに待った大槻ケンヂの短編小説集。傑作「くるぐる使い」以来か。 近年はエッセイの他に、自身のバンド体験を基にした青春小説の執筆が多かったが、大槻ケンヂという作家の真骨頂こそ、各種サブカルチャー作品に大きな影響を与えた「新興宗教オモイデ教」「ステーシー」などのSF・ホラー・幻想・オカルトを取り扱った作品であろう。 この短編集では、それらの要素に加え、近作で培った青春小説の技法も大きく取り入れられ、成功している。 賛否両論あるかもしれないが、ウィットに富んだ読み易い文章。 江戸川乱歩に地球外生物、妖精にアカシックレコードに旧日本軍秘密兵器にラップ現象といった、オーケンの得意な知識を「ゴスロリ」というテーマに絡めるアイディアと構成は、本当に巧いと思う。 個人的には長年エッセイで紹介・研究していた、シャーロック・ホームズが使った幻の日本伝来格闘技「バリツ」を作品として昇華していたのは読んでいて楽しかった。 ロックバンド・特撮やソロ活動での楽曲世界観とリンクした作品や「ステーシー」「ロッキン・ホース・バレリーナ」といった他作品と直結したサイドストーリーも収録されており、オーケンファン...